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あんのん基金

平成28年8月10日

1日3食プロジェクト

認定NPO法人日本ハビタット協会

http://www.habitat.or.jp

団体名:認定NPO法人日本ハビタット協会

事業名:1日3食プロジェクト

支援金額:19万円(2016年8月)

 

【団体紹介】

国連ハビタット(人間居住計画)と共に、国内外の紛争や災害、貧困で悪化した居住環境を改善し、世界中の人々が安全で安心して暮らせるまちづくりを進めています。

 

【活動内容】

地域ネットワークを活かし、地域が主体となった事業を実施しています。単に与える支援ではなく、地域の人々が自分達の力でコミュニティをより良くしていけるよう支援しています。

ラオスでは、水土保全役立つ樹木だけでなく現金収入になる果樹を植えながら、水と暮らしを守る植林活動を実施しています。ケニアでは、ワークショップを通して、住民の衛生意識の変革を促し、住民たちが自分達で調達可能な資材を用いたトイレの普及を進めています。

地域の自主性を養いながら、地域に根差した持続可能な事業を各地で展開しています。

【支援事業について】

まだ根強く貧富の拡大も生じています。特に、病気や事故、地雷で両親もしく

は片親を失くした子どもの生活はたいへん苦しい状況です。親を失った孤児や遺児は、孤児院もしくは寮完備の学校に預けられ、そこで暮らしながら、学校生活を送っています。ラオス政府から補助金が支給されていますが、十分とはとても言えません。子ども達は1日3食をきちんと食べることができず、特に成長において大切な朝食は全く食べることができていません。

学校において養鶏場を建設し、鶏肉や卵を使った食事だけでなく、鶏肉や卵の販売を通して得た現金収入によって適切な栄養バランスのとれた食事を1日3食提供することで、子どもたちの健やかな成長を促し、安心して学校生活を送れるよう支援していきます。

適切な量と栄養バランスのとれた食事は、子どもの発育が促し、身体能力の向上や病気のリスク軽減につながりますが、それだけではありません。

一年中寮で暮らす子ども達の他にも、学校が遠いため通学が困難な生徒は、平日学校の寮で寝泊まりし週末に家に帰ります。学校に行けばきちんとした食事が食べられると分かれば、親達も学校に行かせようとする意識が高まり、出席率や就学率の向上にもつながります。

養鶏で育てた鶏や卵は食すだけでなく、市場等の販売でき、学校の現金収入になります。得た現金を食糧調達や学校設備改善、備品類購入に充てることで、教育環境の改善が期待されます。

 

 

 

(1) 養鶏場の設置

養鶏場は池の上に設置されました。鶏糞が下に落ちることで、池の魚の餌にも利用できます!雛を温めるために必要な電気や給水設備も整備しました。

農業職員の指導のもと、400羽(オス200羽、メス200羽)の養鶏が始まりました。まだまだ小さいですが、あと3ヶ月もすれば、こども達が給食で食べられる大きさまで成長します。それから2~3ヶ

月経ちますと、卵を産むようになります。

農業局職員のもと子ども達は一生懸命餌やりや水やりなどの世話をしています。農業従事者が多数を占めるラオスでは、小さい頃からこのような農業技術をしっかり身に付けることも、彼らの将来を考える上でも重要となります。

3ヶ月後が本当に楽しみです!

 

【実施校のスァンルアン学校はどんな学校?】

山岳部の貧困家庭あるいは孤児が寮暮らしをしながら勉強しています。山の中腹部に暮らす民族ラオトゥンの子どもが492人、モン族が67人、その他合わせて650人が通っていて、そのうち628人が寮生活を送っています。通常の寮生活であれば土日はそれぞれの家に帰りますが、この学校の寮で暮らすこども達のほとんどは一年中学校で生活しています。

政府の政策方針によりこの学校のこども達には1ヶ月一人当たり200,000ラオスキープ(約2,600円)が政府から支給されています。しかし、もともと貧困家庭の子が多いため、十分ではありません。先生の話では、入学する際にたった一着の服しか持っていなかった子もいたそうです。筆記具などを持っていない子も多いのが現状です。また、保健室の設備が十分でないため、病気になった時には病院に連れて行かないといけないため、その費

用の捻出も大変です。

【社会へ向けて】

子ども達は目を輝かせながら、養鶏に取り組んでいます。ほんの少しのきっかけさえあれば、自分達の力で地域社会を変えていくことができると私達は信じています。

事業実施にあたり、学校側と何度も話し合いの場をもったのですが、そこで校長先生から言われた言葉が胸に残っています。力強い眼差しで校長先生は、「子ども達の生活のため、こども達の未来のために、私は必ずこの事業を成功させてみせます。絶対に約束します!」と。こういった真摯な思いがコミュニティを、社会を良くしていくのだと強く感じました。

 

日本ハビタット協会はこれからも地域の人々が主体となったまちづくりを進めていきます。

当協会の活動にご関心のある方は、ホームページを是非ご覧下さい。