ホーム > 法話 > 今月の聖語 > 2017年 > 2017年1月 百人千人なれども、一つ心なれば必ず事を成ず

今月の聖語

  • バックナンバー

今月の聖語

百人千人なれども、一つ心なれば必ず事を成ず

『異体同心事』/
文永11年(1274)聖寿53歳 

スクリーンショット 2016-12-14 10.00.02
=成功の鍵は一致団結=
 
 「自分の我がままは当たり前、他人の我がままは許せない。いや、むしろ自分はいつも我慢している」と思いがちなのが私たちの常かも知れません。そんな姿を鏡に映した時、どのように見えるでしょうか。
 こんな捨てがたい「我」を持った者同士、一息ついて相手を拝む気持ちで「我」を認め合ったなら、調和と発展の「大我」が生まれるのではないでしょうか。
 今年一年の心構えとしたいものです。
 
日蓮聖人ご遺文
『異体同心事』
 
 熱原(静岡県富士市)の農民たちが領主の弾圧と対決するさなか、聖人は門弟一同に今こそ固い信仰の結束を促されたお手紙といわれています。
 日蓮聖人の高弟六老僧の一人、日興上人の導きにより法華経の熱烈な信徒になった農民たちが幕府から加えられた弾圧を熱原法難といいます。その結果、二十数名の農民が捉えられ、内、三人は処刑されました。しかし、一同は退転することなく、むしろこの法難を契機に駿河地方に法華経の信仰が弘まったと伝えられています。
 
文永11年(1274)※諸説あり 
聖寿53歳