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今月の聖語

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身命もをしまず修行して此度仏法を心みよ

『撰時抄』/
建治元年(1275) 聖寿54歳

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=まず一歩=
 
口癖で結構多いのが「どうせ」。皆さまはいかがですか。
「どうせ」とは、やる前からマイナスの結果を想定した諦め言葉としてよく使います。それは自らをなんと貶めている言葉ではありませんか。己を信じてまずは一歩踏み出してみて下さい。すると、今見ているのとは違った情景が見えて来るはずです。一歩一歩進むうちに当初予想もしていなかった本気になっている自分を発見できるのではないでしょうか。「どうせ」には別の使い方もあります。
 「どうせやるなら!」
                       
日蓮聖人ご遺文
『撰時抄』
          
本抄は聖人の最重要御書の一つです。この書では本仏釈尊がお題目を末法にこそ弘めるべき教えとして説き遺されていたこと。そして何より弘める使命を担ったのが聖人自身であると明確に表明されています。さらに末弟にもその志を継ぐ使命があることを督励された書です。
 この一節の「心みよ」とは、その甚深なる使命感は私たち各自のたゆまぬお題目信仰の実践でしか深まらないことを強調されたお言葉なのです。
 
建治元年(1275)
聖寿54歳