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お寺についてのQ&A

  • Q

    ○○教会、○○結社という名前も日蓮宗のお寺なの?

    A

    はい。日蓮宗では、その規模や宗教法人格の有無に応じて、
    「寺院」「教会」「結社」という名称を使い分けています。
    そのすべてが日蓮宗の教えを伝える道場です。

  • Q

    菩提寺とは何ですか?

    A

    家が所属しているお寺です。一般的には家のお墓があったり、位牌をおさめていたりするお寺を菩提寺といいます。

  • Q

    日蓮宗の檀家になるには、どうしたらよいのですか?

    A

    菩提寺を日蓮宗とすることです。全寺院マップを参考にして近隣の日蓮宗寺院を訪れることも一つの方法です。また既にどこかの寺院の檀家になっている方に相談してみることも一つです。

  • Q

    信徒と檀家は、どう違うのですか?

    A

    日蓮宗の教えを学び生かしたいと思えば、信徒です。檀家は、信徒で、なおかつ菩提寺が日蓮宗であることを指します。また檀家は家の単位であり、檀徒は家の中の人の単位です。

  • Q

    お寺は、お坊さんのものなのですか?

    A

    いいえ。お寺は住職や檀信徒だけのものではなく、社会全体のものです。
    ただ、お寺は「法華経の教えを伝え、生活に活かしてもらう」目的をもった施設です。その活用のために住職がいます。

  • Q

    宿坊に宿泊したり、写経体験をしてみたいのですが、日蓮宗のお寺でもやっていますか?

    A

    はい、やっています。日蓮宗の宿坊のほとんどは山梨県身延山にあります。また写経体験が出来る宿坊もあります。ご希望の際は、宿が決まったあと、事前にお問い合わせをしてもらうと安心です。

  • Q

    総代さんから「護持会費(ごじかいひ)」を収めるように言われました。そもそも「護持会」とは何ですか?

    A

    護持会とは、文字通り檀信徒の皆さんが菩提寺を守り持つために生まれた会です。
    寺院運営を大きな役割としています。護持会費には、決まった金額はなく、各寺院によって変わります。

  • Q

    法事などはどのようにお願いすればいいのでしょうか。

    A

    まず、菩提寺にご連絡ください。住職と相談し日時や場所を決めていきます。
    何が必要かなども、その際に聞いておくと良いでしょう。回忌など予定が決まっている行事は、早めに連絡すると希望通りの時間になりやすいです。

  • Q

    檀家なのですが、両親が亡くなってしまい、お寺との付き合い方がわかりません。まずどのようにすれば良いでしょうか。

    A

    お寺にご相談ください。お寺の年間の行事や、決まりごとなどを住職や寺族(じぞく)などがお伝えします。また檀信徒の取り纏め役として「総代(そうだい)」という役職があります。住職に相談しにくい場合、まず総代さんに聞いてみることも一つの方法かもしれません。

  • Q

    家族に不幸がありました。菩提寺と今の住まいが離れているため、住職に来てもらうには気がひけます。どのようにすればいいでしょうか。

    A

    まず連絡することが望ましいでしょう。菩提寺の住職が行くことは難しいかもしれませんが、住職から今のお住まいに近いお寺を紹介してもらうことも出来ます。僧侶は修行を通じて、全国にネットワークを作っています。安心して任せられる僧侶を紹介してくれるでしょう。
    また、葬儀社にお願いする場合は、業者によっては日蓮宗ではない僧侶を日蓮宗の僧侶と紹介し葬儀をさせる悪質な例もありますので、お気を付けください。

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