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今月の聖語

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源竭れば流れ尽きる

実相寺御書/
建治4年(1278) 聖寿57歳

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=正しき流れ=
 邪な教えは、正しい教えが現れたとき消える運命です。これを古来「源竭れば流れ尽きる」と表現してきました。
 また逆に、正しい教えは源まで遡ることができるので尽きることはありません。それは、正しい教えを絶やしてはならないことも意味しています。
 どのような災害、苦難の中でも正しさを身に着けていれば、流れは尽きることはないのです。
 どうか合掌して、身体と心を正しく持ち、過去から現在、そして未来へ祈りを捧げましょう。
 
『実相寺御書』
 この書は、現在の静岡県富士市の本山実相寺(当時は天台宗)に住まいしていた日蓮聖人の弟子の日源上人が、実相寺住僧から質問を受け、聖人がその質問に答えた書状です。
 聖人は、その住僧の経論の誤読を示され、正しい解釈を述べられました。そして、邪な教えは尽きると説かれたのです。
 このご遺文は、実相寺内において、聖人の弟子への迫害があり、それに対する激励と訓示の書でもあります。
建治4年(1278)
聖寿57歳