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あんのん基金

平成25年4月10日

地域×若者×外国人ボランティア ~未来へつながる合同キャンプ

特定非営利活動法人国際文化青年交換連盟日本委員会 (ICYE JAPAN)

団体名:特定非営利活動法人「国際文化青年交換連盟日本委員会」 (ICYE JAPAN)

事業名:外国人ボランティアの国内招致事業における、最終キャンプ

支援金額:60,770円(25年3月)

【団体紹介】:特定非営利活動法人「国際文化青年交換連盟日本委員会」 (ICYE JAPAN)

ICYE JAPAN 「国際文化青年交換連盟日本委員会」は、1958年8月に設立され、国籍、性別、宗教、階級等を超えた、異文化交流と相互理解による世界平和の実現を目指す団体です。

 

【活動内容】

ICYE JAPANは、異文化体験と相互理解による世界平和の実現を目指し、2週間から1年間、日本の若者を海外へボランティアとして送り出す派遣生事業、ならびに海外からの若者を日本で受け入れる来日生受け入れ事業を行っています。
昨年度は約20名の長期派遣生と、約25名の短期派遣生を海外に送り出しています。
また現在、8名の外国人ボランティア生が日本で活動しています。来日生受け入れ事業では、通常通う学校で居場所が見つけられない子供たちを受け入れるフリースクール、限界集落の再起を目指す村おこし団体、地域の国際交流センター等と連携し、活動を行っています。

 

【支援事業について】:外国人ボランティアの国内招致事業における、最終キャンプ

「外国人青年ボランティアの国内招致事業」では、現在世界4か国から8名のボランティア生が来日し、半年、もしくは1年間の滞在期間に亘って、日本の各地でボランティアをしています。農業や教育、村おこしなどの分野で活動し、各地域が抱える問題に貢献しています。
今回の最終キャンプでは、今期の活動の集大成として、ボランティア生が主体となり、地元コミュニティーを巻き込んだイベントを開催しようと考えています。

ボランティア生に滞在中の成長を実感、成果としてもらうとともに、それぞれの国に帰ってからも日本との懸け橋として続いていくつながりを、この場で育んでいきたいと思います。時期は、来日生のボランティア終了時期を目安の2013年7月を予定しています。 兵庫県にある畜産農家にて、外国人ボランティア生5名と日本人ボランティア生5名が、施設のお手伝いを通し、地元の方々と交流します。
外国人ボランティア生が主体となったキャンプを開催することで、彼らが滞在の成果を実感すると同時に、新たな異文化交流の機会を提供していくこと、また、地元の住民(特に若者)の方を巻き込むことで、後継者不足に悩む畜産農家の活性化へとつなげていきたいと考えています。 イベント後には、参加者や地元の方々にアンケートを行い、事業の評価を行っていきます。

 

【社会へ向けて】

大戦後まもない1949年、「異文化理解による世界平和の実現」を信じ、わたしたちの母体であるICYE連盟は設立いたしました。60年以上が経った今でもその理念は変わらずに受け継がれています。 今回のプロジェクトもまさにその一環だと信じています。戦後何十年経とうと日本と近隣諸国との軋轢はなくなりません。「先進国」「発展途上国」というレッテルが世界を隔てています。
ICYEボランティア生が地元の人と交流をもち、お互いの国に対する理解を深めることで、他国へ対する偏見や根拠のない嫌悪感を克服していくことができます。また彼らが帰国した後は、日本と自国との橋渡し役となってくれることを期待しています。
人と人が理解し合い、助け合っていく社会を作ることで、将来的に大きな「世界平和」が実現されるのだと信じています。
だからこそ、彼ら外国人ボランティア生の滞在中には少しでも多くの人びとと交流をもつことが必要であり、そのために今回の「最終キャンプ」を企画したものです。

ゆくゆくは日蓮宗のお寺や関係者の方にもぜひ外国人ボランティア生を受け入れていただき、国際交流を進めていけたらと考えています。

今後は併せて、お寺への訪問など別の形での異文化交流プログラムも検討していきたいと思います。

 

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