仏教の教えを信じ、実践するのならば、あなたは仏教徒です。洗礼などの儀式は、日蓮宗ではありません。
仏教徒の生活についてのQ&A
Q
仏教徒になるにはどうすればいいですか?
A
仏教の教えを信じ、実践するのならば、あなたは仏教徒です。洗礼などの儀式は、日蓮宗ではありません。
Q
修行体験をしたい、仏教に触れたいのですが、誰でも参加できるものはありますか?
A
身延山久遠寺をはじめとする各本山では毎朝「朝のお勤め」を執り行っていますので、ご参加ください。
また池上本門寺では写経、唱題行、洗心道場などの修行体験が出来ます。ぜひHPをご覧ください。
その他全国の寺院において独自に活動をしている寺院もあります。お近くの寺院にお問い合わせください。
Q
日蓮宗の信徒ですが、他宗の寺院や神社へお参りしてもいいのでしょうか??
A
問題ありません。法華経の教えは、すべてを包み込む教えです。
日蓮聖人が表された「大曼荼羅御本尊」には、他宗の開祖や神々の名前も書かれています。
ただし、その中心はお題目です。お題目が信仰の中心であることを忘れず、ご参拝ください。
Q
仏教徒には、守るべき日々の「戒律」のようなものがありますか?
A
一般的な仏教徒の戒律として五戒というものがあります。「不殺生戒(生きものを殺さない)」「不偸盗戒(盗まない)」「不邪淫戒(よこしまな性行為を行わない)」「不妄語戒(うそをつかない)」「不飲酒戒(酒をのまない)」というものです。また、200を超える戒律を設けている宗派もあります。
Q
合掌にはどんな意味があるのですか?
A
手のひらを隙間なく合わせることを合掌といいます。両手を合わせてほかに何もできないことを示し、一心に祈る礼拝の姿なのです。インドでは、右手は清浄(神聖)、左手は不浄を表します。この二つの心が合わさることによって、仏さまと私たちが一つになれるといわれています。
Q
お勤めって何のこと?
A
仏壇の前や本堂において、ご本尊に向かってお経をお唱えすることです。毎日朝夕にお勤めすることが理想とされています。勤行(ごんぎょう)とも言います。
Q
お勤めは、何のためにやるのですか?
A
仏の道を歩む仏教徒が実践する修行の一つ「精進(しょうじん)」として行います。自分自身のため、家族のため、亡くなった方のため、縁の有無に関わらず生きとし生けるもののために行います。
Q
お勤めは、どのようにやれば良いのですか?