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あんのん基金

平成25年8月9日

宮城県内の復興支援活動団体の状況および地域課題の調査事業

地星社

団体名:地星社

事業名:宮城県内の復興支援活動団体の状況および地域課題の調査事業

支援金額:25万円(平成25年8月)

【団体紹介】地星社

地星社は、社会をよりよくする活動を行っている人や組織を支援し、増やしていくことで、私たちひとりひとりが地域づくり・社会づくりにかかわっていく社会を実現することを目的としています。

 

【活動内容】

1.相談・コンサルティング(NPO・市民活動に関する個別相談、NPO運営の継続的サポートなど)

2.社会参加・課題解決のしくみづくり(研究者・学生とNPOの連携推進、地域での協働推進など )

3.調査・情報提供(復興支援活動団体調査、NPO向け助成金情報の提供など)

4.人材育成・ネットワークづくり(講師派遣、講座・交流会開催など)

 

【支援事業について】

宮城県内における復興支援活動の全体像の可視化をはかるため、wikiのシステムを利用して宮城復興支援団体wikiを作成し、ウェブ上で個々の団体の情報および分野や地域ごとに一覧で見ることができるようにします。全ての活動団体を網羅するのではなく、復興支援という文脈において、地域への影響や存在感を持つ団体を掲載します。そのうち特に地元に根ざした団体を対象に訪問し、震災後どのような社会的ニーズに応え、今後まだどのような社会的ニーズが残されているかについてインタビューを行います。このインタビューによって地域やテーマごとの社会的ニーズを明らかにし、内容はブログに掲載します。また、団体訪問時にインタビューに加えて、情報提供やマネジメント相談を実施します。

【社会へ向けて】
 

①  復興支援活動を行っている団体は数多くあるものの、宮城県においてはその全体像はなかなか把握されていないというのが現状です。ネットワーク団体や中間支援団体が、多くの情報は持っていてもそれぞれ断片的なものであり、まとまった形にはなっていません。このため、限られた地域や分野では団体同士の連携が生まれていますが、そうした範囲を超えたダイナミックな連携は生まれにくい状況にあると考えます。また、支援活動の全体像が見えてないことで、支援の偏りや、支援の足りないところが見過ごされている可能性もあります。
 

②  震災後のNPOの活動は、個別にはメディアで紹介されるなどしていても、NPOセクター全体として、どのような社会的ニーズに応え、今後まだどのような社会的ニーズが残されているかが見えていません。
 

③震災後に地域の中から新しく生まれた団体や、震災後に復興支援活動を始めた団体は、社会的ニーズに応えていながらも、資金調達や組織マネジメントなどに課題を抱えていることも多いです。しかし、そうした団体に対する個別支援は十分とはいえまえせん。

そこで、①②の状況を踏まえ、宮城における支援活動の全体像と、NPOがどのような社会的ニーズに応え、まだどのような社会的ニーズが残っているのかを明らかにすることを目的にこの事業を実施します。また③のような状況があることから、これと合わせ、復興支援団体への個別支援を実施します。

 

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