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あんのん基金

平成25年11月8日

地域情報誌『月刊三陸かもめ』創刊

三陸かもめ通信

団体名:三陸かもめ通信

事業名:地域情報紙『月刊三陸かもめ』創刊

支援金額:10万円(平成25年11月)

【団体紹介】

三陸に関連するニュースや話題を内外に広く発信し、東日本大震災からの一日も早い三陸の復興を図り、地域社会の健全な発展に寄与する

【活動内容】

①紙による情報媒体の編集発行

②インターネットによる情報媒体の編集発信

③そのほか当法人の目的を達成するために必要な事業

【支援事業について】

三陸の魅力・話題から復興関連ニュースまで各種情報を定期的に内外に届けるため、甚大な震災被害を受けた大槌をはじめ釜石や山田町を発行エリアとする地域情報誌『月刊三陸かもめ』を住民が主体となって創刊し普及を図ります。これらエリアにとどまらず情報を広く発信するために、弊社の公式サイトやFacebookページなどソーシャルメディアを活用して『月刊三陸かもめ』の定期購読拡大も図ります。自立的な発行継続に向け創刊号から1部500円で販売し、地元経済への貢献と誌面の質向上を図るため常勤スタッフの増員も目指します。

【社会へ向けて】

『月刊三陸かもめ』の発行エリアとする大槌や釜石、山田では震災前、日刊地域紙「岩手東海新聞」が住民の日常的な情報源となってきましたが、津波被害で休刊してしまいました(その後「復興釜石新聞」が釜石市役所がスポンサーとなり週2回発行されていますが、大槌と山田はエリア外です)。また、山田の北に位置する宮古市では有料の地域情報誌『みやこわが町』が長く住民に根付き発行を続けていますが、釜石や大槌、山田をエリアで定期的に発行される住民主体の情報誌が現在ありません。

釜石、大槌、山田では特に復興関連情報に対する住民のニーズが高まっており、さまざまなメディアが次々と立ち上がっています。住民にこうした情報を届けることも大切ですが、住民参加の復興を目指す上で、復興のあり方をめぐって住民が意見を交わす場として機能するメディアが必要です。また住民交流の場としても地域メディアは大切です。そうした地域メディアを目指し多くの住民が参加できる誌面づくりに力を注ぎたいと思います。

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