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あんのん基金

平成26年3月31日

ツタエル 東日本大震災を伝える高校生・千葉拓人写真展

キッズ・メディア・ステーション

団体名:キッズ・メディア・ステーション

事業名: ツタエル|東日本大震災を伝える高校生・千葉拓人写真展

支援金額:5万円(26年3月) 

【団体紹介】

当団体は、子どもたちの表現活動及び情報発信を支援し、子どもたちの創る力・伝える力・つながる力を育むことを目的としています。

【活動内容】

1. 子ども記者の育成

2.子ども記者の成果発表支援業務

3.ワークショップ、各種イベントの企画

【支援事業について】

このたび、「ツタエル|東日本大震災をつたえる高校生・千葉拓人写真展」を、遠野まごころネット東京事務所(東京都千代田区)、および燦ぎゃらりー(埼玉県川口市)にて開催いたします。本展は、「東日本大震災の記憶と教訓を伝えたい」と写真を撮り続ける高校生・千葉拓人さん(東松島高校3年生)が震災後、撮りためた10万枚を越える写真の中から厳選した9枚を発表するもので、2013年年10月19日〜~11月17日、石巻ニューゼ(宮城県石巻市)にて開催しました。同展を訪れた東京弁護士会の小野田峻さんのお声がけにより、NPO法人遠野まごころネット、川口銀座商店街振興組合のみなさんのご賛同を得て開催の運びとなったものです。未曾有の自然災害の記憶を残し次世代に、地域の外に伝える活動として多くのみなさんにご覧頂けますことを願います。

【社会へ向けて】

災害の記憶は時とともに風化します。再び同じような災害が起きた時、過去の学びを活かし被害を最小限に抑えるため、あらゆる手段で伝え続ける努力が必要であり、それは、災害を経験した者の使命であると考えられます。1000年に一度の規模と言われる東日本大震災の記憶と教訓は、1000年先の世代に確実に伝えなければなりません。そのためには、次世代を担う子どもたちが「ツタエル」活動を積極的に行うことが肝要です。今、石巻には、東日本大震災を経験したことで、「ツタエル」意識識が高まった子どもたちがいます。こういった子どもたちをバックアップして活動を拡げることは、他地域の同世代の青少年にも刺刺激を与えています。この写真展は、石巻日日新聞社が運営する「石巻ニューゼ」にて開催され、全国各地から同所に訪れる1000名を越えるみなさんにご覧いただき、来場者との出会いがご縁となって、今回、東京、埼玉にて開催されることになりました。高校生の視点で表現された「東日本大震災を経験した石巻」を写真でご覧頂くことにより、話題を喚起し、ご縁がご縁を呼んで、過去に災害を経験した地域のみなさんとの意見交換や交流流などに発展させ、「ツタエル」活動を国内外へ展開することを⽬目的としています。

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