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あんのん基金

平成26年6月20日

東日本大震災の被災者を支援する人を支援するためのサロン及びカフェの開催

支援者のための支援センター TOMONY

団体名:支援者のための支援センター TOMONY

事業名:東日本大震災の被災者を支援する人を支援するためのサロン及びカフェの開催

支援金額:57万3千円(平成26年6月)

【団体紹介】:支援者のための支援センターTOMONY

支援者のための支援センターTOMONY は、東日本大震災後の被災者の支援にあたるあらゆる人々への支援を目的とし、2012 年4 月から活動を開始しました。

支援者に伴走し・友として対等にピアに・共に存在し、智恵を寄せて、親しく交わし合える朋の輪を広げるため、

1.支援者の支援(ケアする人のケア)の必要性を啓発周知すること

2.支援者の支援の具体的な取り組みを行うこと

3.1と2のために必要なネットワークを構築すること

を目的としています。

【活動内容】

「支援者のための支援」の周知啓発

A ホームページまたはブログによる情報発信

B メールマガジンまたはツイッターによる情報発信

C メディア媒体への情報提供

D その他

「支援者のための支援の場」の提供

A 「ケアする人のケア」サロンの開催

B ボランティア研修

C 電話相談

D 個別ケースへのスーパーバイズ

E その他

「支援者のこころのケア研修」{保養と研修}

A 各種のリフレッシュ・プログラム

B 保養と研修を兼ね合わせたバスツアー

C スーパーバイザー養成講座(固定メンバーで毎月1回1年間)

 

【支援事業について】東日本大震災の被災者を支援する人を支援するためのサロン及びカフェの開催

1.支援者を支援するための「TOMONYサロン」(年4回開催)

◇目的:支援活動を行う支援者同士が、心を分かち合い、元気になれる場をサポートする。

◇内容:(下記の内容を2時間程度で実施)

①こころとからだの栄養チェック(スーパーバイザーの金さんを講師に講義とお話し合い)

②リフレッシュプログラム(その場で楽しめて、サロン後一人でも仲間同士でも実践できるもの。小物作り、マッサージ、音楽など)

③お茶を飲みながらの分かち合い

2.支援者を支援するための「TOMONYカフェ」(年6回開催)

◇目的:支援活動や支援者支援に関心をお持ちの方と対話することで「支援者の支援」を広げる。

・TOMONYと地域で支援活動をしている方々が気軽に対面でつながる場

・TOMONYのスタッフと「支援者の支援」に関心をお持ちの方が出会い、交流する場

・「支援者の支援者」向けの情報を提供したり交換する場

・気軽に参加でき、安心して交流できる双方向の場

◇内容

①支援活動を実践している方を話題提供者としてお招きし、活動の現状や課題をお聞きする。

②お茶を飲みながらの分かち合いとスーパーバイザーの金さんからのアドバイス

になっていくことをめざします。

 

【社会へ向けて】

東日本大震災で被災した方々の生活や心の再生は長い期間を要し、いまだ支援活動の必要性・重要性に変わりはありません。しかし、「支援者への支援」の重要性の理解の広がりがまだまだ作れていません。今後の継続的な支援活動を持続させていく上から、支援者に対する支援を継続することと、理解者を増やし、「支援者への支援」を伝え、実践していく新たな「伝え手」を増やすことも重要です。これまでの活動をベースに、TOMONYサロン及びTOMONYカフェに参加した人が、自分の支援活動の場において「支援者の支援の伝え手」として活動を広げていくことは、被災者の暮らしの再生と支援者の持続的支援を行う上でも意義のある事業と考えます。

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