平成30年3月
モザンビーク共和国ナティティ地区事務局の設備整備
団体名:NGOモザンビークのいのちをつなぐ会
事業名:モザンビーク共和国ナティティ地区事務局の設備整備
支援金額:50万円(2018年3月)
【団体紹介】
アフリカ南東部に位置するモザンビーク共和国北部最大のスラム地区に
当会代表自らが居住し、スラムの青年有志とともに、教育、公衆衛生、
環境、農業活動等、モザンビーク人によるモザンビークのための自立創造を
展開しています。モザンビーク共和国唯一の日本のNGO団体です。2013年4月設立。
【活動内容】
◆教育活動:スラムの学舎・寺子屋の建築と運営及び寺子屋と事務局での
教育活動
◆美化・公衆衛生活動:ナティティ青年隊によるペンバ美化プロジェクト、
子供たちへの公衆衛生教育
◆水環境活動:トイレと井戸の設置、水タンクの設置、浄水器の配布。
水道インフラの整備・水環境トレーニング
◆緑化活動:食べられる緑化・モリンガの植樹
◆有機農業活動:有機農業の実践、灌漑設備の整備
◆国際相互理解活動:アフリカ・マコンデ族の音楽と文化交流ツアー
【支援事業について】
当会では設立から6年間、スラムの学舎・寺子屋を始めとする実活動に
注力しており、劣悪な住環境である事務局の整備がなおざりになっているため
2018年度から事務局の整備に着手します。
整備が必要な箇所:トタン屋根の雨漏り、防犯ブロック塀の設置、事務局スペースの拡張
【社会へ向けて】
当会はモザンビークで活動をする唯一の日本のNGO団体です。
当会活動地モザンビーク北部ペンバはモザンビークの中でも貧困度が高く、
乳幼児死亡率も18%と高く、改善すべき課題が山積しています。
当会はスラム地区の暮らしに溶け込み、現地のニーズをスラム地区に住む
青年有志達と共に吸い上げ、ほんとうに地域に必要かつ地域に根付く施策を
スラム地区の住民と実行しています。モザンビークの貧困層のQOLの向上、
ひいては生命の尊厳が育まれる社会を目指しています。

寺子屋での公衆衛生教育

ペンバ環境美化活動のナティティ青年美化隊メンバー

寺子屋での算数教室