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あんのん基金

平成30年11月

ラオス国セニャブリー県における農業指導を通した環境保全事業 NEW

認定NPO法人日本ハビタット協会

http://www.habitat.or.jp/

団体名:認定NPO法人日本ハビタット協会
 
事業名:ラオス国セニャブリー県における農業指導を通した環境保全事業
 
支援金額:20万円(2018年11月)
 
【団体紹介】
日本ハビタット協会は、世界の人々が安心して安全に暮らすことができる笑顔あふれるまちづくりの推進を目的としています。国連ハビタット(人間居住計画)と協力し、貧困、紛争、都市化、自然災害などのさまざまな理由により悪化した居住環境に直面する人々が、自らの力でまちを立て直し、より安全で安心できるコミュニティ、より暮らしやすいまちを築いていけるよう支援事業を行っています。
 
【活動内容】
日本ハビタット協会は、各地でまちづくり事業を実施していますが、その大きな特徴が「現地主体」と「継続性」です。2030年までに世界が達成すべき目標としてSDGsが定められているように、現代の社会では、各地域が持続可能な形で発展していくことが求められています。
日本ハビタット協会は、事業を通し、現地の人々が自ら問題を解決していく力を身に付け、事業終了後には、自分たちが主体となってまちづくりを推進していくことができるような仕組みづくりを行っています。
 
【支援事業について】
ラオス国セニャブリー県で、住民たちが地域の自然資源を持続的に活用していくことができるよう、農業指導を通した環境保全事業を行います。
ラオスでは、住民のほとんどが農業に従事し、森林でキノコ、木の実などの非木材産品を採取するなど、自然資源に大きく依存した生活が営まれています。その一方で、近年は、急速な近代化やライフスタイルの変化によって、さまざまな環境問題が起こっています。中でも、現地住民が、知識のないままに農薬を使用したり、森林を伐採したりし、その結果自分たちの生活の基盤である自然を破壊してしまっていることが大きな問題となっています。
そこで、本事業では、住民たちが、生活を向上しながら、生活の基盤となっている自然環境を守り、環境保全活動を続けていくことができるよう農業の技術指導を行います。
中学校では、次世代の育成を目指し、農業と環境問題のつながりや、森林の大切さで学ぶワークショップを通して、子どもたちが環境に関する知識を学ぶ場を提供します。その上で、適切な農業技術が身に付けられるよう、学校の菜園にて、農業コースの生徒たちに技術指導を実施します。
また、周辺の住民たちには、住民たちの果樹園で、取り木や挿し木、苗木の育成技術指導、農薬を過剰に使用しない病害虫の防ぎ方の指導を行います。こうすることで、住民たちが荒廃した森林に自ら植林を継続的に行うことができる他、農薬や肥料の適切な使用方法を知り、土壌や河川の汚染を防ぐことができるようになります。
本事業では、農業局員の指導で、住民たちや学校が従来行っている活動を、より環境に配慮した手法に改良し、地域で、自然と共生する生活が持続的に続いていく基盤を作ることを目指しています。事業を通して行う各農業活動は、すでに学校や住民の間で行われているものを、より環境保全と両立できるよう技術指導するので、事業終了後も、住民の大きな負担となることなく、参加者自身が活動を継続していくことが可能となります。
 
【社会へ向けて】
日本ハビタット協会は、これまでも、ラオスで様々な事業を行ってきましたが、現地視察の際に出会う人々は、皆、ラオスの豊かな自然に誇りを持っています。その一方で、現在、国際的なインフラ開発、ダム開発、観光開発、また近代化や都市化といった住民たちの生活様式の変化といった様々な要因により、環境問題が急増しています。この解決に向けては、ラオスの住民だけではなく、様々なアクターの多用なアプローチが欠かせません。
この事業では、地域の住民や次世代の担い手である子どもたちが、自分たちの生活と環境のつながり知り、自然と持続的に共生していくための農業を身に付け、自分たちの力で、地域の環境を守っていくことができるようサポートを行います。ぜひ当協会のHPやFacebookを通して、活動の進捗を応援してください。