ホーム>活動>あんのん基金>スーダン南コルドファン州における井戸の修繕と住民による維持管理支援

あんのん基金

2020年2月

スーダン南コルドファン州における井戸の修繕と住民による維持管理支援

特定非営利活動法人 日本国際ボランティアセンター

 

団体名:特定非営利活動法人 日本国際ボランティアセンター

事業名:スーダン南コルドファン州における井戸の修繕と住民による維持管理支援

支援金額:12万円(2020年2月)

 

【団体紹介】

JVCは、人々が自然と共存し、安心・安定して共に生きられる社会を築くことを目的とし、

1)困難な状況にありながらも、自ら改善しようとする人々を支援し、

 

2)地球環境を守る新しい生き方を広め、対等・公正な人間関係を創りだすことに取り組んでいます。

 

そのために、環境保全と自給、及び人道・人権保障を基本にした「農村開発」「緊急救援」「平和活動」「市民のネットワークづくり」など、様々な活動を展開しています。

 

【活動内容】

2019年10月現在、国外ではカンボジア、ラオス、タイ、南アフリカ、アフガニスタン、パレスチナ、イラク、スーダン、南スーダン、コリアの10か国で活動を展開しています。

 

活動の柱は、

1)人々の暮らしを守るための「地域・農村開発」、

2)命を守るための「人道支援」、

3)対話を通じて平和な社会をつくる「政策提言」

の3つで、人々が自然と共存し、安心・安定して共に生きられる社会を目指して包括的な取り組みを行っています。

 

【支援事業について】

■事業の背景

2011年の内戦の影響を受け生活インフラが不足する南コルドファン州で、給水支援、避難民用住居建設、トイレ建設、子ども支援などを実施してきました。給水支援については、手押しポンプ式井戸等の給水施設の設置を2013年から開始し、現在に至るまで、住民による井戸管理の仕組みづくりを継続して支援しています。

紛争の解決に向けた和平交渉が続いていますが、内戦で長期間にわたって放置されたことにより多くの井戸が使用できない状態になっています。情勢が安定するにしたがい、帰還が進んでいる地域もありますが、故郷の村に戻っても、井戸などの安全な飲み水や生活用水がなければ、安定した暮らしはできません。

■事業の内容

内戦の影響を受け、困難な暮らしを余儀なくされている人々の安全な水へのアクセスが改善し、基本的な生活の基盤が整うことにより、地域社会の安定化に貢献することを目指して、井戸の修繕を実施しています。また、これまでに、多くの井戸が設置されていますが、その後の状態確認やメンテナンスに関する支援は行き届かず、約半数の井戸は壊れて使用できずに放置されているのが現状です。私たちは、住民によって井戸の維持管理が継続されることを重視し、その仕組みづくりを支援しています。研修と住民による実践を繰り返しながら、管理運営のための知識や技術を維持向上させることを目標としており、複数年かけて定着を目指しています。

 

【社会へ向けて】

紛争の影響を受けた人々は、今も厳しい生活を強いられています。故郷の村に戻ることができても、安全な水、教育や医療へのアクセスがなく、家族が揃って帰還することは困難です。また、ある村では、ため池の雨水以外に生活に使える水はなく、その水も乾季には干上がってしまうため、2~3時間かけて遠くの村に水を汲みに行きます。このような状況の中でも、住民が協力してキュウリやオクラなどの野菜を栽培し、食料や水を分け合って暮らしています。いただいたご支援により、困難な中でも、尊厳と希望を持ち、自らの手で生活を再建しようとする人々をサポートし、自立した地域社会づくりの一端を担うと同時に、その大切さを広めることにも貢献します。

 

  

前のページへもどる