じつは身近な仏教用語

断末摩

【だんまつま】

断末魔とも書きます。

一般的には「断末魔の叫び」などと言い、死に際の状態、そのもがき苦しむ様を表した言葉として使用されます。

近松門左衛門の浄瑠璃などにはよく用いられ、「断末魔の苦」などの用例は鎌倉時代から存在し、江戸中期ころから日常化した仏教語だとされます。

末摩(まつま)はサンスクリット語[marman(マルマン)]の音写で、身体の致命的な場所を指します。マルマンを断つことは、すなわち息を引き取る寸前を表し、死の瀬戸際という事になります。

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