じつは身近な仏教用語

しょっちゅう

日常で「しょっちゅう」というと、いつも、ふだん、終始の意味で使われます。

これは仏教語「初中後」の略です。

経典の中には、仏様の説く教えを讃える表現として「初めにも善く、中にも善く、後にも善く」と出てきます。この言葉を「初中後善」といいます。

「しょっちゅう」のように終始〜をする、というようなニュアンスが残るのは、原意が残っている影響だと推測されます。

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