じつは身近な仏教用語

工夫

【くふう】

手段そのもの、あるいは手段を講ずるという意味で古くから用いられた言葉ですが、唐代には、手間ひまかけること、努力すること、さらには手間ひまかけるだけの時間的余裕を意味する俗語として用いられるようになりました。

禅宗では、主に参禅修行に励み、様々な努力を重ねるという意味で盛んに用いられるようになりました。

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