じつは身近な仏教用語

小僧

【こぞう】

一般的には年少の男性、かつては特に商店での男性店員を指すことの多い呼称でした。

本来は、成人の僧を指す〈大僧〉の対で、年少の仏道修行者を指します。

同じ意味で青僧があり、青は未熟の意で、年も若くて経験の足りない僧のことを指します。

その反対が老僧で、老僧は必ずしも高齢の仏教修行者に用いる訳ではなく、修行を積んだ僧に対する尊称です。

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