じつは身近な仏教用語

菩薩

【ぼさつ】

【s:bodhisattvā】

ブッダを目指して努力する人を指します。

“ボサツ”というと弥勒ボサツと観音ボサツなど、仏像を思い浮かべるかもしれませんが、“ボサツ”というのは生き方です。ですので、固有名詞ではなく一般名詞になります。

元々は釈尊の修行時代を指していましたが、後に固有名詞から、一般名詞化しました。

誰でも“ボサツ”という生き方を実践出来ますし、“ボサツ”的な人は沢山います。

では、どういう人がボサツ的なのでしょうか?

簡単に言うと、ボサツとは「自分の幸せと他者の幸せを重ねて行動出来る人」の事を指します。

自分の幸せだけを考え行動する事は簡単ですが、自己中心的になり周りを幸せに出来ません。

周りの幸せだけを考えて行動する事は、自分を大切に出来ていないので継続出来ません。

自分も他者も同時に幸せにする生き方が“ボサツ”です。

本当の自分の幸せとは“他者を幸せにする事”によって成立します。

自分の本当にやりたい事で他者を幸せにする、それが結果的に自分を幸せにする事に繋がる、という事を大切にして行動出来る人は、みな“ボサツ”的な人です。

これを専門用語では〈上求菩提・下化衆生(じょうぐぼだい・げけしゅじょう)〉といいます。

仏教はこの生き方を目指します。

索引へもどる