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宗務院からのお知らせ

支援

2012.06.04

神奈川県第二部青年会支援活動報告(平成24年6月)

【神奈川県第二部青年会東北復興支援活動】

日程:平成24年6月4日(月)~6日(水) 

実施場所:岩手県・宮城県

主催:神奈川県第二部青年会

参加者:江藤教淳・篠田教弘・原田龍英・永田泰久・石本真教・三田村龍伸・藤田是光

【実施内容】被災地の視察、回向供養
1日目:移動
2日目:岩手県遠野市の法華寺(阿部是秀住職)を参拝後、大船渡・陸前高田・気仙沼を回向供養、視察を行った。
3日目:宮城県石巻市大川小学校にて回向供養、長面浦付近を回向供養、視察を行った。また、石巻市街も視察した。
【活動を通して】
大船渡や陸前高田、気仙沼は津波で流された家屋の土台が片づけられ平地にされている部分が増えている。三田村師の要望で電気と水がいまだ通らないが数十世帯が居住する長面地区を視察。長面地区手前に大川小学校(学童74名が死亡・行方不明)があり回向供養を行う。供養碑が建立されていて、地元の方が掃除をしていた。お参りの車が頻繁に来ていた。
長面地区は地盤沈下のため、本来土地である地域が池になっている。また、半壊の家屋も壊されずに残っているものが多い。他の地域と比べ人の手が入るのが遅れている地域のようだった。また、ソーラーパネルを設置して暮らしている家屋も多くあった。
1年が過ぎ、だいぶ復興していると思っていたが、復興へは程遠い現実をみた。自分たちのできる支援活動を何かできないかと改めて感じる東北への活動だった。

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