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日蓮宗メールマガジン4月号

【今月の法話】

〜サクラ〜

陽気が春めいてとても過ごしやく、穏やかな気持ちになれる4月となりました。

皆さまはいかがお過ごしでしょうか?

春は卒業の時期であり、又、新たな始まりの季節でもあります。どちらに想いを馳せるかは、心に映じる景色によってのことでしょう。数年前に味わった切ない思いも、今となっては甘く、心を飾る彩りのひとつとなっていませんか?

春と言えば「さくら」
日本人のさくらに寄せる想いは、他国の人の綺麗と思う感情とは一味も二味も違うものと思われます。

万葉の時代から数え切れないほど歌に読み込まれ、大和心を見事に表現すると讃えられています。その積み重ねが日本語を話す人々の遺伝子にしっかりと刻まれ、息づいている。

だからこそ、さくらに寄せる想いや感性に違いがあるのだと教わりました。本人が自覚していようがいまいが、人は生まれ育った国土や言語といった環境。
父母を含めた出会ったこともないご先祖様からの生命の営み、関わり、想い。
枠組みを取り払った、すべての過去に存在した人々、そして、現代に生きているすべての人々。
踏みしめている大地・地球を含めたすべての宇宙の運行。目にすることの出来ない引力や因果の法則など。
人は人智の及ばないほどの恩恵を戴いて今この瞬間に生かされています。

そして、生きています。

仏教ではこのことを「恩」と表現します。
心(自己存在)の原因と書き表しますね。
南無妙法蓮華経はその名であり、体であり、働きであります。

大震災の被災地に数多くのさくらが植えられているとお聞きしました。

様々な想いを込めて植えられています。

数年先、すくすくと育ったそのさくら達が見せる姿に人々は何を感じ、受け取るのでしょうか?

【お知らせ】

日蓮宗宗務院伝道部より、今月の予定をお知らせ致します。

6日 月例金曜講話
8日 花まつり
28日 立教開宗会