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日蓮宗メールマガジン10月号

「お祖師様とのご縁」

早いものでお盆、お彼岸も過ぎていよいよ10月となりました。

10月になると御会式法要が全国の御寺院で執り行われることと思いますが、時を同じくして日蓮聖人御降誕800年の御正当を目前に各教区・管区・御寺院で記念の法要が行われているところでありましょう。

私がおります教区でも、大会に向けて、ただいま鋭意、準備をしておるところです。

日蓮聖人のご恩に報いるべく、また参加される方が参加してよかったと思われる大会となることを目指し、教区一丸となって精進しております。

改めて考えてみると日蓮聖人へのご恩というものは深いもので、今世の一生をかけて報いることがかなうのか否か…

さかのぼりますと私が生まれる前、母方の祖父と祖母の出会いに始まります。ひょっとしたらはるか前からご縁が繋がっていたのだとは思いますが、私が認識している範囲からの話です。

母方の祖父は大正時代、日蓮宗のお寺に産まれました。同じく母方の祖母は日蓮宗のお寺のお檀家の娘。日蓮宗僧侶の祖父と、日蓮宗の寺院のお檀家の娘の祖母はお題目のご縁にて出会い結婚することとなりました。

そして、その二人の間に産まれた私の母は日蓮宗寺院の娘。そして私の父は日蓮宗の寺院に産まれ、僧侶となっておりました。

母が父と出会う前、まだ実家にいたころ。冬の時期、母の生まれたお寺では寒行をお寺の本堂でやっていたそうです。寒行期間中のある日。お参りに来ていた檀信徒と一緒に寒行に参加していた母は、お題目を唱えながらふと御宝前の日蓮聖人を見たそうです。すると日蓮聖人は、ふと母に微笑みかけられたように見えたと母は言います。その事を母が父親(母方祖父)に話しますと、「なにかいい話がくるかもしれないね」と言ったそうです。

ちょうどそのころ、私の父との縁談の話が来ていた時のことでした。
日蓮聖人のご縁、お題目の縁によってこの世に生をうけ、生かされている私。

導かれるように、やはり、日蓮宗僧侶となりました。

理想の僧侶像からは程遠い、私ではありますが、いつか霊山浄土に参ったときに、日蓮聖人とまみえ、頭をなでていただけるよう、それを一つの志として生きております。

さて10月。日蓮聖人を改めて近くに感じることができる月が参りました。

日蓮聖人を想い、自分のなすべきことをなし、報恩の誠をささげていきたいと思います。

【お知らせ】
日蓮宗宗務院伝道部より、今月の予定をお知らせ致します。

5日 月例金曜講話
10日 佐渡法難会
13日 宗祖御会式
28日 いのりの日
31日 加行所修法先師講