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日蓮宗メールマガジン8月号

「ブッポウソウ」

5月下旬より6月いっぱい、身延山に滞在していたが、森の宝石に出会うことが出来なかった。
森の宝石とは、聖地身延を象徴する渡り鳥「ブッポウソウ」である。体は青緑色、くちばしと足は赤色、翼に白い模様。その美しい姿からそのように呼ばれている。残念なことに、絶滅危惧種に指定されている。
昔から「ブッポウソウ」と鳴くと信じられていた為に、この名前がついたらしいが、実はそのように鳴くのはコノハズクというフクロウ科の鳥だったらしい。
ブッポウソウを漢字で「仏法僧」と書く。仏教では仏法僧を3つの宝、「三宝(さんぼう)」とし、仏教徒の基本条件がこの三宝に身も心もおまかせし、よりすがって生きること。
日蓮宗では、永遠の過去の世に成仏した釈尊を仏、法は教えである法華経、僧は宗祖日蓮大聖人を三宝として仰いでいる。そして、日蓮宗教師、檀信徒の私たちは、南無妙法蓮華経のお題目を口で唱え、心から信じ、身で行うことが修行の中心。これこそが、法華経、お題目に身も心もおまかせし、よりすがって生きることである。
大聖人様は重須殿女房ご返事というお手紙に
「地獄も仏も自身の心の内に存在している。自身の心の善悪が言葉や行為となってあらわれ、我が身に幸せをもたらしたり、災難をもたらしたりする。
香木の栴檀が良い香りを放ち優れているように、法華経を信じる人は信心の福徳が備わり、幸せを招き寄せる」
とおっしゃられている。
私たちの生きているこの世界では、お題目の信心を持(たも)っている人の心こそが宝石であり、その姿こそが美しい。

【お知らせ】
日蓮宗宗務院伝道部より、今月の予定をお知らせ致します。

2日 月例金曜講話
13日 お盆迎え火
15日 戦没者追善供養(於・千鳥ヶ淵戦没者墓苑)、妙蓮尊儀忌
16日 お盆送り火
27日 松葉谷法難会
28日 いのりの日