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日蓮宗メールマガジン2月号

今月はメールマガジンの配信が遅れ、大変申し訳御座いませんでした。

「おはぎ」

母の手作りおはぎは家族みんなの大好物だ。手間ひまかけて作られたこしあんの甘さが絶妙。おはぎといえば彼岸だが、季節に関係なく作ってくれる。
そんなある日
私「あれっ?今日のおはぎ、甘くないよ。」
母「砂糖、結構入れたけど。あっ、隠し塩を入れ忘れた。」
あんこには塩がかかせない。対比効果がうまれ、砂糖の甘さを引き立てるのだ。
甘いばかりでは甘さがわからない。塩っぱさという比べるものがあるからこそ甘さがわかる。
妙法蓮華経 化城喩品第七で大通勝如来は梵天や子どもである十六人の王子の願いを受けて
「これ苦・これ苦の集・これ苦の滅・これ苦滅の道なり」という四諦の教えを説かれた。
ここでいう「苦」とは苦しみという意味ではなく「思い通りにならない」ということ。思い通りにならない事を思い通りにしようとするから苦しみとなるのだ。
苦しみが生まれるのは心に煩悩があるから。その煩悩に気づくためには比べるものが必要。煩悩と比べるものは、仏性という仏に成れる性質。私たちの心の中には仏性があるから煩悩が見えてくる。
日蓮大聖人様は、四条金吾殿ご返事の中で、
「煩悩を断ち、滅し尽くすのではなく、私たちがこの身このままで覚りの境地に至ることができる。それは南無妙法蓮華経と唱えること」
とおっしゃられている。
安心感に包まれ、穏やかな人生を心から感じることができるのは、悩みや心を煩わせる苦しみがあるからこそ。お題目の信心をたもち続ければ、苦しみにも感謝できるようになる。

【お知らせ】
日蓮宗宗務院伝道部より、今月の予定をお知らせ致します。

7日 月例金曜講話
10日 加行所成満会
14日 妙日尊儀忌
15日 釈尊涅槃会
16日 宗祖降誕会
28日 いのりの日