日蓮宗メールマガジン2月号
【今月の法話】
『一期一会』
最近、「○歳からの手習い」「生涯学習」といった、一生を通して学習することを勧める宣伝や広告を頻繁に目にします。何歳になっても好奇心を持ち、知識を広めていくことが豊かな人生を過ごすコツだとされています。
昔から「馴れなければならないが、慣れてはいけない」と言われます。初めの「馴れ」は熟練するという意味であり、後ろの「慣れ」はなれなれしくなることでしょう。惰性におちてはいけないという戒めの言葉です。どんなに上達しても、ガチガチに気を張りながら真剣に取り組んでいた頃の初心を忘れてはいけないということですね。
これはなにも習い事に限ったことではありません。日々の挨拶であったり、感謝の言葉だったりと何気ない言葉であっても慣れてしまうと込められる感情が薄まってしまいます。なんてもったいないことでしょう。
一つ言葉をご紹介したいと思います。
一、この度のご縁は、今生初めてのご縁と思うべし
一、この度のご縁は、私一人のためのご縁と思うべし
一、この度のご縁は、今生最後のご縁と思うべし
一期一会を表した言葉であります。同じような毎日を過ごしていたとしても、その日その時というのは唯一無二であります。小さなことにも真摯に向き合い、常に前を向いて生活していく。ご縁を大切にして感謝することでより良いご縁がめぐってくるはずです。
人生に慣れることなく精進してまいりましょう。
【お知らせ】
日蓮宗宗務院伝道部より、今月の予定をお知らせ致します。
3日(火) 節分
6日(金) 月例金曜講話
7日(土)~8日(日) 檀信徒青年リーダー研修
10日(火) 加行所成満会
15日(日) 釈尊涅槃会
16日(月) 宗祖降誕会
28日(土) いのりの日