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心の散歩道

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2015年

子供を時には叱って

葬儀の時だった。どこかの子供たちが騒いでいた。おもわず、おっちゃんが叱った。

「うるさいぞ、ぼうず!」

一瞬、お坊さんの読経が止まった…。

先日、ある方から聞いて笑ってしまいましたが、こうした葬儀や法事の席で子供が騒ぐことがたまにあります。この話のように「こらっ!」と叱ってくれるおじさんがいなくなり、親はもちろんしらんぷりです。どうして親が子供を叱らなくなったのでしょうか。

「うちの子供は自由に育ててますから…」と平気で言われる方、「子供はほめて育てなさいと教えられたから…」と言われる方もいます。それも大事なことでしょうが、時と場所をわきまえて、「いけないことはいけない」と小さい時に教えないといけないのではと思います。

「子育てをスマホでしないでお母さん」と川柳にありましたが、子育てを携帯電話に頼ることなく、しっかり子供と向き合って欲しいことです。

と言いながら、先日孫が泣き止まなくなった時に、スマホでアニメの音楽をかけたり、映像を流してあやしている私に「ハッ」としてしまいました。テレビやビデオでも、つい手軽に子供に見せてしまうことがあります。できるだけそのようなことをしないようにと、私自身にも警告です。

子育ては「つのつくうちに」と聞きました。つまり九つまでにしっかり親や周りのものが子供に教えないとダメだよ…と言われます。そうですね。小さい子供でも、いけないことをダメと叱るとちゃんとわかってくれます。葬儀や法事の時に、静かに座ってくれる子供がいます。騒ぐ子とどこが違うのでしょう。やはり、日頃の接し方によるのでしょうか。子供さんが一緒にお経の本を見てくれること程嬉しいことはありません。子供はみんなでしっかり育てましょう。