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心の散歩道

心の散歩道

2016年

自然をこわさないで

先日、ラジオで自然動物園の園長さんのこんな話を聞きました。

「アフリカやアジアに住んでいた動物が、人間の生活のためという乱開発で、所を追われています。乱獲もすすみ、原生林に住んでいた動物たちが、かわいそうな状態になっています。生き物の中で一番悪いことをしているのは人間です」

悪いのは人間という言葉にドキッとしました。そういえば、さだまさしさんがこんな歌を歌っていました。

「この海は誰の物、この大地は誰の物、この空は、この星は、私の命は誰の物。空を飛ぶ鳥や、海で暮らす魚たち、森の中のけものたちも、私のように生きることが悲しいと思う日があるだろうか。勝手気ままにこの木を、そしてこの森を、切り倒して切り開いて燃やし尽くして、勝手気ままな私たちをうらんでるだろうか、それとも許してくれるだろうか」

明治、大正、昭和の時代、生活していくために木を伐り命がけで開発してきました。でも、そこに棲んでいた動物や生物はどうなったのでしょうか。

先のさださんの歌はこう続きます。

「勝手気ままにこの星を、この海を、つくりかえて仲間同士でも戦って、勝手気ままな私たちを笑うだろうか。ああ、みんなが仲良くなれたら、少しずつ譲りあって、ああ、みんな幸せになれたら」

少しだけ譲りあって、今何ができるのでしょうか。ゴミのこと、食べ残しのこと、車社会のこと、温暖化のこと…。この地球を守っていくために考えねばならないことはいっぱいあります。

悪いのは人間と言われないように、そして、子供やみんなのしあわせのために…。