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心の散歩道

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2016年

インフルエンザ

冬の最中、風邪気味になりました。

「病院に行ってください。インフルエンザかもしれません。家には大年寄りもいます」と大きな声で家内は命令します。

お医者さんに行く前にスーパーに行って、体力増強のためにニンニク漬けと、牛肉を買いました。

受付でマスクを貰い、呼ばれて、診察台に寝て、15センチ程度のコヨリのようなものを鼻から差し込まれました。それもご丁寧に両方の穴でした。

「終わりました。検査をしますから、あちらで休んでいてください」と、つぎの部屋のベットに誘導されました。

「ハイ、検査の結果が出ました。インフルエンザです。A型です」

急に膝がガクッとなり、肩が痛くなり、熱が出て、のどが痛くなったような気がしました。

敷地内の薬局に処方箋を持って行くと、「インフルエンザの人はここに入らないで、お車でお待ち下さい」と追い出されました。

車の中でしばらく待ちます。薬剤師さんが薬を持って近づいてきました。窓だけ開けて薬の飲み方の説明を受けました。

「帰ったらすぐこのタミフルをお飲みください」と言われ、帰宅して薬袋を開けてゴソゴソしていたら、家内が近づきました。

「タミフルを飲むということは、インフルエンザ? 台所に来ないでください。そのままマスクをして自分の寝床に入ってください。ご飯は運びます。トイレ以外は部屋に居てください」と、言いながらすぐにマスクを掛け、年寄りにもマスクを持って行っています。

日蓮聖人が「身体が石や氷のように冷たくなっている時は、酒を熱く沸かして薬草と一緒に飲むと身体が温まる」と御書に書かれています。ニンニク、肉を食べ熱燗を飲んで、身体を温めてガバッと汗を出そうというもくろみは、吹っ飛んでしまいました。

そして閉門蟄居を言い渡されてしまいました。