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心の散歩道

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2017年

も~いいかい ま~だだよ その1

誠に私事で恐縮ですが、昨年の12月20日に本堂の裏手の石垣(高さ約5メートル)から滑落し救急車で病院に運ばれました。初診では全治一ヶ月半、硬膜下出血、右鎖骨、左手甲の人差し指の中手骨、右の肋骨七本骨折、脳挫傷、右耳と鼻から出血等で緊急入院。救急車で搬送されたのにサイレンの音は記憶にないのです。

岡山中央病院でストレッチャーに乗せられるとき「(衣服を)切ってください」と言ったのは覚えてます。そして緊急処置手術。病院に運ばれたのも意識朦朧の中、気がついたらICUのベッドの上でした。

三日後に手術。担当の医師も不思議がっておられましたが、全く腫れが来なかったのでした。手術室に入る前に担当医から「MRを再度撮ります。結果によっては頭蓋骨の切開が必要になるかもしれません」と、宣告を受けましたが、所詮手術台上の魚。「宜しくお願いします」という他はありませんでした。幸か不幸か硬膜下出血は確認できず、先生が「なんでだろう?」と首をかしげておられました。大事に至らずにすみました。

高所からの滑落なのに下肢や腰骨や脊椎には損傷はなかったものの、年末年始は病院の中、初めての経験でした。

手術後の経過も良く、3日後にはリハビリで院内歩行、4日目には階段の上がり下がり等、又しても担当医師から不思議がられました。正月4日に抜糸、次の日に退院を告げられました。早すぎるのではと思いましたが……。

脳挫傷のために三半規管に血液が付着して目眩が続いています。平衡感覚が元に戻るには半年から一年くらいはかかると言われました。

思わぬ災難でしたが、5ヶ月経って痛みや不便さはあるものの普通に生活できていることに感謝しています。きっと仏さま・お祖師さまが支えてくださっていたのでしょう。ありがたいことです。