
新聞を読もう
今、日刊新聞の購読率がどんどん下がっているそうです。その大きな要因のひとつがスマホです。スマホがあれば、ニュースがいつでも表示され、あらゆる情報を手に入れることができます。便利で非の打ち所がありません。
ところが、新聞には新聞でしか味わえないものがあります。特に、新聞を開いた時の匂いです。懐かしくて新しい、心地よい匂いが広がってきます。そんな中で、知った方の記事を見つけると、話題も広がります。
山陽新聞の日曜版には、毎週「さん太タイムズ」という子ども新聞が折り込まれています。その中に、「おもしろ実験研究所」というコーナーがあり、同じ活動で知り合った担当者の方から依頼されて、ついに自分の原稿が新聞に掲載されることになりました。
その新聞が発行されると、しばらく連絡が途絶えていた仲間から、「記事を見たよー!」「活躍しとるなあ!」というメールや電話が届きました。子ども新聞なのに、まさかこんなに反響があるとは思っていませんでした。気をよくして、お経まわりの時、お檀家さんにもお知らせしました。気づかれてない方が多かったようでした。新聞の紙面に目を通す時、興味のあるところに目がいきますが、思いも寄らぬところを見逃してしまっていることはよくあります。
先日の夕方、駅に向かっていると、中学校の同窓会の幹事をしてくれた友人とばったり出会いました。「この間の同窓会の写真を山陽新聞に送っておいたから、もうすぐ載るので見といてよう!」と声をかけられました。どうやら自分も、思いも寄らぬものを見逃してしまうところでした。そして、ちゃっかり自分の記事のことも伝えて、発車時刻の迫る駅へ急ぎました。