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心の散歩道

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2018年

若竹のようなこころ

「しずかなごはんの森のかげから…カッコウカッコウ…」うちの孫が保育園から帰ってきて大きな声で歌ってくれました。ん?ちょっと歌詞が違うのでは。孫は「静かな湖畔」を「ごはん」と聞き間違えたのでしょう。笑って聞きました。子供は愉快ですね。「ずいずいずっころばし」などの難しい歌も覚えてきます。新学期が始まったばかりなのに、次々と歌ってくれます。私達にも懐かしい歌を、先生が子供にこうして教えてくれることが嬉しいです。それにしても子供の記憶のすごさに毎日関心してしまいます。

「三つ子の魂百まで」と言われます。小さい子供にしっかり伝えることの大切さを思います。ただ、何を教えるか、何を伝えるかが問題です。朝は「おはよう」、ご飯を食べる時は「いただきます」、「ごちそうさま」を。このあたりまえのことをしない子が増えていると聞きます。どうか、おじいさん、おばあさんもお孫さんに声をかけて教えてあげてください。

「あなたのいのちはどこからきたと思う?」「あなたの名前は誰がどんな思いをもってつけてくれたのか知ってるかい?」などもお孫さんに話して欲しいです。最近はスマホで遊ぶ子が増えています。どうか外に連れ出してあげて一緒に歩くだけでもお願いします。子供から教えられることもいっぱいありますよ。

仏教詩人の相田みつをさんは「やわらかいあたま、やわらかいこころ、若竹のような」と言われます。子供の心は本当に若竹のように柔軟です。素直です。この時に人生の大事なことをしっかり伝えてあげなければ。

「つのつくうちに」と聞きました。ひとつ、ふたつ、みっつ…ここのつ。十を「つなし」と読むそうです。そうです、9歳までにしっかりと教えてあげましょう。