心の散歩道

心の散歩道

2019年

まえがき

父親のお葬式が終わり、息子さんが、

「父は頑固で、子どもたちの意見も聞き入れませんでした。体力が落ちてきたので、わたしの家で一緒に暮らそうと、連れてきましたが、すぐ『一人暮らしがいい、ここは嫌だ』と帰りました。一人暮らしで、夜トイレに行くのは危ないので、ベッドのそばにポータブルトイレを用意しましたが、使いませんでした。

胸騒ぎがするので、帰ってみると、父はベッドの上で、冷たくなっていました。『息子に掃除をさせなくてはいけないので、可哀そうだ』と今まで使わなかったのでしょうが、ポータブルトイレも使用していました。もうトイレに行くほどの体力・気力がなかったのでしょう。父は父親でした」と話されました。

今年もこの「心の散歩道」を親のような愛情を込めて、力を合わせて作りました。