
あとがき
「令和」の時代が始まりました。新元号が決まるまでは「新しい時代の幕開け」とマスコミをはじめ大騒ぎでしたが、令和も始まって数ヶ月が経つと、日々いろいろな事はありながら、淡々と日々が過ぎていきます。「令和」も日常に溶け込んできました。
一方で私たちの生まれ育った「昭和」は本当に遠くなった気がします。私たちが子どもの頃によく聞かされた「男は泣くな」、「働かざる者食うべからず」、「嘘つきは泥棒のはじまり」などの言葉は今ではあまり聞くことがありません。
「男の子だって、泣きたいときは泣けばいいよ」、「働きたくないなら無理することはない。自分に合ったことを見つけて自然体で生きればいいさ」「その場の空気を読んで、ふさわしいことを言いなさい」に変わっているのでしょうか。
時代の流れを止めることはできませんし、その変化のスピードは加速しているように思えます。現時点では、これが良いことなのか、悪いことなのか判断できないことも多々あります。そんな時、走りながら考えるのではなく、少しスピードを落として或いは止まって、この本のタイトルのようにゆっくりと心を散歩させることも大切なのではないでしょうか。