
コロナより生還
お寺で法要を済ませた高校教員のAさん「ぼく、コロナに罹りました」と言うのです。「えっ!」とあとずさりしました。どうやら生徒が罹り、それをもらったようです。
彼は独身、一人暮らし。言葉につまりながらも様子を聞くと、高熱が出て、3日間前後不覚に陥り眠り続け、目が覚めてやっと弟に電話し、救急車を呼んでもらい入院。検査の結果新型コロナと診断されました。もともと元気なのと治療がうまくいき3週間で退院、復職。後遺症もなく、今は元気で教壇に立っているそうです。
親しくしてもらっている会社の社長の奥さん。社員のBさんが出張で東京、大阪によく出かけるのでくれぐれも用心するようにと注意していたのですが、何分コロナウイルスは目に見えません。PCR検査で陽性と判別されました。すぐ奥さんは会社全員の検査を実施。他の社員は全員陰性だったのですが、あろうことか奥さんが陽性。次の日、保健所の指導で看護師さんと保健師さんが常駐しているホテルに入りましたが、その日の夜「病院へ行きます」と言われ、とうとうおしまいかと思ったそうです。救急車で運ばれ、集中治療室で鼻から酸素マスク、看護師さんの介助でおまるの生活を4日間過ごし、やがて一般病棟に移り、無事退院となりました。奥さん曰く。「死に損なった命、生かされた命、私にはまだ与えられた使命があるんだと思った」と。
これまで、コロナといえば大都市でのことぐらいにしか思っていなかったのが、近しい人が罹ると、がぜん他人事とは思えなくなりました。変異した感染しやすいウイルスまでが、もう身の回りに来てウヨウヨしているのです。外出、三密を極力控え、うがい、手の消毒、マスク着用を更に心がけなければと思います。