
燕
この時期になると、害虫を食べてくれる益鳥の燕が子育てにやってきます。
天気がいい日、戸を開けていると、2羽の燕が座敷を飛び回っています。慌てて追い出しても、糞をしています。
「巣を作らせないと火事が起こる」と言いますが、巣をさせたくない所に巣を作りたがるので、邪魔をして戦争です。
大玄関の上に巣を作り始めました。お客さまがおいでになり、入られる頭上には作らすわけにはいきません。
缶ビールの空き缶をぶら下げることにしました。特にアサヒビールの缶はよく光っているので、ぶら下げましたが、だめなので、次にCDディスクを下げました。「綺麗だな」とそれらを避けて土を運んでいます。まったく効果がありません。
テグス糸を張り巡らしました。すぐにテグスの上に止まり「クチュ、クチュ」と言い、巣作りの相談をしています。
防鳥ネットを買ってきました。脚立を出して、張り巡らしました。たるんでいるところから、出入りを始めました。もう一度、脚立を持ってきて補修工事です。
燕さんは、次に本堂の軒垂木の不安定な所に、巣作りを始めました。今度は黙認しました。しかし、鳥の巣の家相としては、よくありません。風が吹けば、下からも上からも吹きつけます。雨が降れば半分は浸水するでしょう。
くちばしの黄色い子供が、巣から頭を少し出して、餌を待っています。巣立ちして「また帰って来ます」と挨拶をしていなくなります。
空き家になった巣に、雀が子育てをしています。悪物件なので、家賃は安いでしょう。