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心の散歩道

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2023年

しわよせの黄色いゴミ袋

岡山市では黄色い指定ゴミ袋を使っています。先日のゴミ収集日、1枚の指定ゴミ袋を取り出したところ、袋の下が閉じられていない不良品でした。ゴミを入れたら、すべて床に落ちました。1枚50円の45リットルゴミ袋は、ちょうどシースルーのワンピースのようです。

細君は、50円するのだからゴミ袋を取り替えてもらうと言います。ゴミ袋をいつ・どこで買ったのか分かりませんし、領収証もありません。

細君はまず岡山市役所に行きました。案内の人に尋ねると、総合案内所を紹介されました。総合案内所で尋ねると、この建物ではなく隣の分庁舎の3階で尋ねてくださいとのこと。教えられた3階の部署に行くと、今度は6階に行くように言われます。対応してくれた職員の方が親切に6階まで案内してくれ、そこで事情説明もしてくれました。 そこで職員同士の相談の結果、「販売店に行ってください。販売店で交換してもらえます」とおっしゃるのですが、こちらはどのお店で買ったのか分かりません。「実際に買ったお店でなくても、どこのお店でも交換してもらえます。そういうことになっています」とのご返答。

それではと、細君は近くのスーパーに穴の開いたゴミ袋を持って行って、市役所で聞いたことを伝えると、店長さんは「そんな話は聞いてないですけど」と言いながらも、商品棚にあった10枚入りの新品のゴミ袋を開けて、中から取り出した1枚と交換してくれました。細君が残りのゴミ袋はどうするのか尋ねると、店長さんは「もう開封してしまったので、私が自腹で買い取ります」とのご返事でした。

正義感に燃える細君は、これまでの事情を事細かにメールに書き記し、市役所の担当部署に送りましたが、返信はまだありません。こういうのを「世知辛い」と言うのでしょうか。