
憧れのメガネ
岡山県の宗務所長さんが交代されました。その就任祝賀・退任慰労会に出席しました。
開宴までにしばらく時間がありましたので、近くに着座されたお上人と世間話をしていました。ふと気がつくと、同席の8名の内6名のお上人がメガネをかけておられました。ぐるりと他のテーブルも見回すと、やはり7、8割方のお上人がメガネをかけておられました。
自分もそろそろ必要になったので、同席のメガネのお上人方に購入のタイミングなどをお尋ねしました。やはり、老眼が進んだので購入したと言われる方が多く、次に元から視力が悪かった方、そして、コロナ対策で購入してそのまま使用している方もおられました。どなたのメガネも個性が生かされた素敵なメガネでした。
実は自分が小学生の頃、視力が落ちて遠視の診断が下されたことがありました。両親に連れられて、メガネを買ってもらい、次の日から学校にかけていきました。
すると早速野次馬がやって来て、四つ目、四つ目とからかわれました。その頃学校にはメガネをかけた生徒なんぞ、一人もいなかったのです。それから数日後、耐えきれず親には内緒でメガネをランドセルに入れたままにした思い出があります。
現在、小学生の視力が衰えているようです。新聞の情報ですが、文部科学省の2021年度調査によると、岡山県内で裸眼視力1.0未満の小学生の割合が36.5%で調査開始以来最も高かったそうです。初めてのメガネ選びに不安があったり、友達にからかわれないか心配という保護者の声があり、市内の眼鏡店では、子供用メガネコーナーを設けて、ファッショナブルなタイプのものがそろえられているそうです。
メガネをかけた子がいじめられる時代は終わり、それぞれの個性が生かされる社会になりますように。