
日本に生まれて
20年ぶりに中国を訪ねました。旅行社のツアー案内にあった見事な江蘇省興化市の一面真黄色の菜の花畑が見たかったからです。
上海も蘇州も無錫も以前にくらべ格段に綺麗になっていました。以前の上海の空港は、まだ、荷物運搬用のリヤカーが走っていたのを覚えています。今は日本とあまり変わりません。ガイドさんの服装もすっきりし、日本語も上手でした。食器も欠けたり汚れたりしていませんでしたし、料理も以前のようにどぎつくなく美味しかったし、なんとはなしにすっきりしていなかったホテルも設備が充実し清潔感が保たれていました。インターネットの接続環境も整っていました。従業員や店員さんの態度も、笑顔や「ありがとうございます」の言葉がちゃんと出るなどよくなっています。けれど、新しい浦東空港での外国人入国審査は長蛇の列。窓口は沢山あっても審査官が極端に少なく、悠然と処理していて、入国まで1時間以上かかりました。中には気分の悪くなった人もいました。日本なら状況に応じて、直ちに審査官を増やすでしょう。
信号が青で横断歩道を歩いていても、車は止まるとは限りません。以前ほどではないにしても、勇敢優先です。トイレや観光地、空港で並んでいても、いつの間にか前に割り込んでいる人がいます。煙草をどこでも吸う人が大勢います。などなど、お国柄といえばそれまでですが、まだまだお行儀がよくないなと感じました。これから次第によくなっていくのを期待します。
お釈迦さまの言葉に、「旅に出て、すぐれた者に会わなかったら、独りで行きなさい。愚かな者と一緒に行ってはならない」というのがあります。多くはない外国旅行経験から帰っていつも思うこと。日本は本当に素晴らしい国、有り難い国です。もっともっと感謝していかなければならないと思います。