心の散歩道

心の散歩道

2018年

まえがき

田舎のおじいさんが、カブトムシを捕まえ、都会に住む孫にやりました。

幼稚園の孫は、毎日、朝早く起きてカブトムシを見て「早く大きくなれ、大きくなってクワガタになれ」と言っていました。

ある朝、孫がケースを覗くと、カブトムシが死んでいました。

「お母さん。カブトムシさん、死んでしまってかわいそうだね。おじいさんのお山に帰してあげようよ」と言いました。

「そうだね、カブトムシさんもお山に帰りたいだろうね」とお母さんは言って、後日、一緒に田舎のおじいさんの所へ行き、お山に埋めてあげました。

孫は「カブトムシさん、お山に帰れてよかったね」と安心したように言いました。

今年もこの小冊子を創ることができました。誰もがいつも「やさしい心」をもつために、少しはお役に立てることがあるかもしれません。