
日々が修行だ
先日、檀家さん数名と佐渡の日蓮聖人の霊蹟にお参りしました。レンタカーでの参拝でしたが、荷物もあり窮屈でしたので、いつもお世話になっている民宿のおばちゃんに無理を言ってもう一台車を貸してもらいました。おかげでみんな楽にお参りができ、帰る日に民宿に車を返しました。
「港まで送ってあげるよ」と、おばちゃんは車を運転してくれました。ありがたく載せてもらい港に向かいました。
「近道をするよ」と車を走らせます。木々に囲まれた細い道をスピードをあげて走りました。大通りに出ると前に軽トラックがゆっくり走っていました。追い越しもできず、後ろをついて走ります。
走りながらおばちゃんが言いました。
「こんな時には、前の車についていくしかない。追い越しできないんだから。こんなこと、日頃の生活でもあるよね。ああしたい、こうしたいと思っても思い通りになることなんてなかなかないよ。これが修行だね。思い通りにならない時は我慢する。こうやって、毎日修行しながら過ごしているのよ」
おばちゃんから修行という言葉を聞くとはびっくり。ありがたく聞きました。
言われるように、思い通りになることなんてまれなことで、いらいらしたり、腹が立ったり、つらいことが起きたり・・・人生四苦八苦の連続です。でも、その時に「これも修行だ」と思いきれるかどうかです。
父がこんな言葉を残してくれていました。
「世はみな仏、思えぬは日々修行」
改めて思いおこしました。皆さんは仏様のように尊い方々だと思えぬようではダメ。もっともっと修行を。
日頃の生活、毎日が修行です。