心の散歩道

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2025年

米騒動

秋口のころ、お米が不足しているという令和の米騒動のニュースが、テレビなどで報道されました。身の回りでも「どこのスーパーマーケットに行っても、売り切れでお米がない」と、言われる人がありました。

都会の住人との話の中で「お米がない」という会話になり「じゃあ、送りましょう」という話で終わり、すっかり忘れていました。

「お米を送る話はどうなったの?」と家内が言いました。

「おおそうじゃあ!すぐ用意しよう」と30㎏の米袋を抱え持ち上げて、コイン精米所に行き、300円で精米をしました。米糠と一緒に車に積み込み持ち帰りました。

宛名ラベルを書き、郵便局に持って行く途中、車を停めて「これから30㎏入りを送ります」と先方へ電話をしました。

「30㎏もいらないです。年寄りが持てないでしょう。うちは階段を上がるマンションの3階です。10㎏のお米でも持ち運びに苦労しているのに、無理です。無理、無理!30㎏のお米いつまでに食べ終わるかわかりません。ゴキブリとお米の虫が台所で戦争を始めるかもしれないよ?」と断られました。

そうかと、また家に持ち帰り、15㎏用の袋に入れ、郵便局に持ち込み手続きをしました。「時間帯はいつがよろしいでしょうか?」と聞かれたので「午前5時にお願いします」と言うと、郵便局の係員が絶句しました。

30㎏を何回も持ち上げたり、降ろしたりしたので、筋トレになりました。すぐに膝関節と腕が痛くなりました。

ガザではイスラエルの攻撃にさらされて、コンクリートのがれきの山になっています。人々の住む所、寝る所、食べ物の不足に心が痛みます。ちょっとした米騒動など、贅沢な話です。