じつは身近な仏教用語

報恩

【ほうおん】

【s:prati-kāra】

“報恩”とは知恩と対になる言葉です。

周りから何かしてもらったら、その方へ「ありがとう」と感謝して恩返しする事は大切ですが、仏教ではさらに一歩先へ進めます。

「頂いている恩に気づく事(知恩)」が出来たら、今度は「自分も誰かに恩を送ること(報恩)」をします。つまり自分も誰かに自分の出来る事で「恩を送る」という行為が大切です。

「恩」を自覚したら、今度は「恩」を送って「恩の循環」をしてあげましょう。

それは巡り巡って自分を幸せにする行為です。

「ありがとう、と言おう」「ありがとう、と言われよう」と意識して行動する事が大切です。

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