Q

2026.10.16 52歳・男性・管理職

52歳管理職の孤独。人生の後半戦で人間関係を軽やかに再構築するヒント

最近、ふとした瞬間に「このまま一人になっていくのかな」と不安になります。
子どもは独立し、親も亡くなり、仕事でも若い人が増えてきて、昔のように深く話せる同僚も減りました。
とても“孤独感”を感じます.。
正直、男って歳を重ねるほど友だちをつくるのが難しくないですか?
学生時代の仲間とも疎遠になり、SNSではつながっていても、いざという時に頼れる相手が思い浮かばない。

家庭でも、子育てが終わると夫婦それぞれの時間が増えて、話す量も減っていきます。
50代のこのタイミングで、人間関係ってどう再構築すればいいんでしょう?

「新しくコミュニティに入る」「趣味を広げる」と言われても、一歩が重い。

孤独とどう向き合えば、これからの人生をもう少し軽やかにできるんでしょうか。

A

「良い友人と交わることは1番の修行」

回答者

福井県 栄久寺 野村泰弘

相談者さんは30代・40代に育児・お仕事に奮闘していたんですね。お疲れ様でした。
子育ても終え、出世して管理職にもなり、心の余裕も生まれ、その分、自分のことを見つめる時間が増え、孤独な自分に気づかれたんですね。
さて、相談者さんは「孤独」を感じているとおっしゃっておられますが、
仏教では「友達を作ること」について説いているお経があります。
お釈迦さまは「良い友人と交わりなさい、良い友人と交わることは1番の修行になり、あなたの人生を豊かににする」と説いています。
良い友人と交わることが修行というのは面白い表現ですよね。
これは、『人は人の影響を受ける生き物である。良い人と交われば、良い影響を受けて、悪い人と交われば、悪い影響を受ける。さらに一緒に過ごしている友達の姿にいずれ、あなたもなる』という意味なんです。
確かにヤンキーの友達と一緒にいれば、自分も髪を奇抜な色に染めたり、バイクを乗り回して、深夜のコンビニの前で集会をしているかもしれません。
反対に勉強ばかりしている友達と一緒にいれば、参考書を片手に塾に通っているかもしれません。
しかし、ここで注意が必要なことがあります。
無理に「友人を作ろう」「良い友人が欲しい」と躍起になる必要はなく、自分の本当に好きなことやっていたら、知らないうちに趣味趣向が合う人に囲まれているものです。俗に言う「類は友を呼ぶ」
なので、若いうちに、忙しくて挑戦出来なかったことをやってみたり、諦めていた夢を追いかけてみたり、新しい趣味を見つけてコミュニティに飛び込んでもいいと思います。50代ですから、まだまだ、何かに挑戦することを諦める年齢ではありません。
好きなものと向き合い、良い友人と交わることで、相談者さんの人生はより豊かなものになると信じています。

※出典『サンユッタ・ニカーヤ』『ウダーナ』

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