心の散歩道

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2025年

老人パワー

義父の法事の案内がありました。

300キロぐらいの距離があります。久しぶりの訪問なので、あれこれとお土産を考え、トランクと後部座席まで、積み込みました。

老妻はいつも後部座席に座して、寝てるか、何か食べているのに、今回は助手席に乗り込みました。

「ご老人の運転ですから、危ない時は、大声をあげますので、しっかり運転をお願いします。コンビニは離れて止めてください、飛び込むのはイヤですからね」と言いました。

高速道路に入りました。若い時は

120キロぐらいで走っていましたから、覆面パトカーを常に気にしながらの走行でしたが、老人運転手は大型車と同じぐらいのスピードで「追い越ししたい車はどうぞ」とお譲りいたしました。

「あそこのSAには、パンの美味しいのがあり、スタバがあるよ。あのSAは寿司屋があるよ」と助手席の老齢夫人が言いますので、休憩を兼ねたお買い物です。

無事到着。法事も無事終了。帰路も老人の運転です。途中、温泉に入りたいとすぐ意見が一致し、寄ることにしました。

ひなびた宿で、フロントも老婦人、広間での宿泊客3組の食事の給仕も、足を引きずった老婦人、湯は老人向けのぬるめです。

老人たちの運営で、老人が宿泊しましたが、「お客さん、クレジットでの支払いでしたら、午前8時半過ぎでないと、若い人が出勤しないので対応ができないのです」と言われました。老人パワーだけでは、ダメなことがあるようです。

この小旅行を話したら「エッ、83才で高速道路を運転したの。危ねーなあ」と言われました。「イヤまだ老人パワーは現存してるぞ」と反論しました。