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心の散歩道

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2025年

怖さを知らない怖さ

久しぶりに歯が痛くなりましたが、歯医者さんへ行くのをためらっていました。そうこうしているうちにだんだんうずき始めたので、とりあえず余っていた痛み止めを飲みました。それがよく効いて、まるで何もなかったようでした。ところが、薬の効果が切れてきたのか、またうずき出しました。何度か繰り返している内に痛み止めが効かなくなってきました。連休間近だったので、とにかく近くの歯医者さんに駆け込みました。結局、虫歯ではなくて歯周病と診断されました。1週間後に再診の予約を入れて、2日分の抗生剤と痛み止めを出していただきました。これで連休も安心と足取りも軽く帰宅しました。

さて決められた時間に合わせて、薬を服用しましたが、しばらくしても一向に効果が出ません。次の日も時間通り服用しましたが、やはり痛みは治まりませんでした。それどころか、ついには発熱して起きていられなくなりました。食事は妻がおかゆにしてくれましたが、口に入れだけで激痛です。重湯をすするのがやっとでした。処方された薬はなくなり、市販の痛み止めを飲みました。再診予約日の前日になって、ようやく熱が引き、痛みも顔をゆがめないで耐えられる程度になりました。再診を受けると、腫れも大分引いてきたので、もう大丈夫でしょうと言われました。

帰宅すると、妻が「誰だったか忘れたけど、歯周病菌が血管に入ったのが原因で亡くなったって、テレビで言ってたよ」と教えてくれました。これは聞き捨てならぬと、早速ネットで検索しましたが見つかりません。調べていると、源頼朝は落馬が原因で亡くなったと言う説があり、なくなる4年前から歯の病気に苦しんでいたことから、馬上で歯周病から来る脳梗塞を起こした可能性があると推測されていました。たまたま今回は回復したからよかったものの、素人判断で無闇なことをすることの怖さを知らされました。